
CRUST BOMBORAというグラベルフレームの組み立てのご依頼です。
CRUSTはあまり馴染みのないメーカーかと思います。
私も存じ上げませんでした。
検索したところ海外のあまり大きくないビルダーのようですね。
こだわりの1台に乗りたいとフレームやパーツをご自身で揃えられたそうです。
組み立てはショップにお願いした方が安心だからと、お住まいの県のスポーツサイクル店を中心に何軒か問い合わせたもののすべて断られたそうで、最後に当店に行き当たったとのこと。
当店では素性不明だったり明らかなコピー品でなければ持ち込みも歓迎しておりますのでありがたく組ませていただきました。

組み立て開始。
クロモリならば塗装面には尚更気をつけて作業します。ミイラパッケージ。

内部はきちんと防錆塗装されていましたが、クロモリは錆が心配。
しっかりとグリスで防水のうえBBを取り付けしました。

おお!こちらはTHOMSONのステムですね。
以前ご紹介したChrisKingと並びオールドファンが咽び泣いて喜ぶというTHOMSON。
ヘッドセットやステムも可能な限り浸水を防ぐよう作業いたしました。

クイズこれはどの部分でしょう。
左チェーンステイ?いやフロントフォークですね。
通常、フォーク側の取り付けボルトはキャリパー本体の上下に来ますが、これは初めて見ました。チェーンステイと同じブレーキ台座の裏から止めるタイプですね。
ロードバイクでこの方式を取ると確実に剛性過多になると思いますが、そこはメーカーさんの尖った感性なのだと思います。イイ!


そしてサドルはTURBO。何度か復刻を繰り返してたのは知ってますが、まだあるんですね。
昔ローラン・ジャラベールに憧れて絶版になったTURBOを探し回った記憶があります。
そしてシートポストもTHOMSON。


ハンドルバーもTHOMSONでしたが、トップキャップをお持ちで無かったので、それならばTHOMSONでいきましょうとオススメさせていただきました。ピタリきましたね。



随所にこだわりを感じるバイクでした。
好きなフレームをこだわりのパーツで組み上げる。
完成状態をご覧になったお客さまの笑顔に、引き受けて良かったなと。
丁寧を心がけて組ませていただきました。
県外よりありがとうございました。




