
スペシャライズドのTARMAC SL8 EXPERTを納車させていただきました!
最近、ホワイトのバイクは少ないですが眩しいホワイトは個人的にも好きなカラーです。
当店の組み立て工程をお客さまにご紹介させていただきました!

台湾の工場から縦長の箱に入れられ出荷されてきた完成車。
お店から注文を入れるとスペシャライズドジャパンの倉庫から当店まで送られてきます。
ダンボールを開梱するとこんな感じで保護材でパズルのようにグルグル巻かれてきます。
梱包を解く際にもよく考えたなと関心しますね。

これが梱包を解いたところ。
7部組といって70%組み立てられた状態で
自転車店の作業はパッテリーやシートポスト、油圧ホースをブレーキレバーに取り付け、ハンドルバー、前輪を取り付ければ終わりです。
完成車とはこのようなものですが、この段階でフレームに傷などがあれば小さくてもすぐ返送、新しいものと交換です。

当店では、お客さまに長く安全にスポーツバイクを楽しんでいただきたく、完全バラシをしたうえで組み立てをやり直します。
Di2ワイヤやブレーキホース以外はBBに至るまで全て外します。
なぜわざわざバラすのか。。?というところですが、やはり台湾工場で組まれただけの状態だと、グリスが不足していたり塗られていなかったり。細かい部分の精度が満たない時もあったりして。せっかく高いお金を出して買っていただくのにこれでは。。ということがあるからです。
擁護しますが、これはスペシャライズドに限った話ではありません。むしろスペシャライズドは大丈夫なほうです。

さらにお客さまのバイクを組み立てる際はフレーム部分に梱包材や緩衝材、養生テープなどで保護してから作業を進めます。
傷をつけてしまうことはまずないのですが、万が一を考えて。作業に応じてつけ外ししながら進めていきます。


フロントフォークのブレーキホース出口です。
左は作業前。無くても良い程度のセロテープを外ししっかりと出口に合わせてホースを固定します。

これは、バラしただけのヘッドベアリングです。
汗の落ちるヘッド部分。これではすぐにサビてしまいます。
工場での作業なんてこんなものなので

元のグリスを除去し、新しく耐塩耐水に優れるグリースをこれでもかと塗って納めます。
お客さまには、はみ出してきたら「漏れ」ではないので拭きとっていただくよう説明しました。

フレーム側、BB本体にしっかりとヘッドと同じグリスを使用して納めていきます。


トルクレンチで最後はトルクレンチでしっかりと締め込んでいきます。
BB-フレーム間のこの作業ですが、ここまでやっておけば洗車時に高圧洗車機でも問題ありません。以外のパーツは別としてですが。

ハンドルは以前からご愛用のカーボンハンドルを移植させていただきました。

Di2の全てのパーツのファームウェアを最新にアップデートしてお渡しいたします。

これはディスクブレーキのエア抜き工程です。
ディスクブレーキのバイクは逆さにできないという話を聞くのですが
当店作業のディスクブレーキバイクなら逆さにして500kmくらい車に乗せて移動しても全く問題ありません。もちろん輪行もOKです。

シートポストの押し子です。滑り止めのペーストで固定します。
バイク1台組み上げるために、2種類のオイル、3種類のグリスを使い分けています。

完成。
納車日が来るまで保護したまま保管させていただきます。

お渡し日前日。
梱包材をほどいてライトコーティングで艶出し。新車の輝きですね。
ピカピカの状態で納車となります。
お客さまにも作業工程をスライドでごらんいただき、TARMAC SL8の美しさにもほれぼれ。
私まで雪解けが待ち遠しいです!
ありがとうございました。
記事ではお見せしない工程もありますが
当店では店頭注文いただいたバイクは安心して長く乗っていただくため、1台1台丁寧にお作りしております。
小さな店だからこその小回りの効く組み立てや丁寧な納車説明を心がけております。
初心者の方も大歓迎です。
春からスポーツバイクを始めたいお客さまのお店選びの足しになれば幸いです。



