スペシャライズド2021, 雑記

TARMAC SL7デビュー!!!

7月29日(水)、ついにTARMAC 第7世代、TARMAC SL7が全世界同時発表となりました!

今年は各社オールラウンダーのフルモデルチェンジがありましたが、大本命とも言えるバイクでしょう!
SL7のコンセプトは

「すべてを征するバイク」

ご紹介前に
TARMACとVENGEの歴史をかんたんに紐解きます。


2002年のTARMACの原型、アルミのE5によってスタート、マリオ・チポッリーニによるミラノサンレモ制覇

2007年に初のフルカーボンTARMAC SL2ではパオロ・ベッティーニが世界選手権2連覇を達成

2011年VENGEデビュー、マーク・カヴェンディッシュによってマイヨ・ヴェール獲得と世界選手権制覇
2012年TARMAC SL4はアレクサンドル・ヴィノクロフによってロンドン五輪金メダル、アルベルト・コンタドールのブエルタ制覇

2015年、今では全てのスペシャライズドバイクに採用されるRider-First-Engineerd技術によって剛性が最適化されたTARMAC SL5、お世辞にも軽量とは言えないフレームだったが、乗り味の良さからクライマー達に愛されるバイクとなりました。グランツールでの活躍は枚挙に暇がなく、中でも衝撃を与えたのがペテル・サガンによる世界選手権制覇。リッチモンドの坂からアタックしダウンヒルでライバルを引き離した衝撃は語り草とも言えます。

2016年、VENGE Viasがデビュー、ペテル・サガンによって世界選手権2連覇

2017年、TARMAC SL6デビュー、ペテル・サガンが世界選手権3連覇達成。

2018年、VENGEデビュー、2018年、2019年、クイックステップチームの年間最多勝。ペテル・サガンによるマイヨ・ヴェール獲得や、ジュリアン・アラフィリップによるツール・ド・フランスでのマイヨ・ジョーヌを巡る戦いは記憶に新しいところです。

戦いの中で選手たちは常に葛藤の中にありました。
「エアロか重量か」
今まではどちらかを選択する必要があったのです。

実際にはスペシャライズドのロードバイクはVENGEでもフレーム重量900gほどと軽量で、UCI重量の6.8kg規定を下回るロードを作ることは可能でした。実際、当店で納車したVENGEはAlpinist CLXホイールを搭載した状態でペダルレス6.5kgでしたから、TARMAC SL6は700g台で言わずもがな。
既に軽量性を達成しているTARMACは、開発過程としてVENGEのようにエアロであることを追求していきました。
言い換えれば、行くところまで行ったVENGEの空力を犠牲にせずにライトウェイトに仕上げ、TARMACのハンドリングを継承するか。
TARMAC SL7は、名前こそTARMACですがVENGEの進化形と言えます。

こうして完成したTARMAC SL7、ライバルの空力や軽量性を凌ぐ最高傑作となりました。
まさに、「すべてを征するバイク」


・フレーム重量800g
・SW完成車重量6.65kg
・SL6比40km走行で45秒のアドバンテージ
・VENGEに対して40km走行で+9秒(VENGEが驚異的)

何もエアロや軽量だけじゃありません。以下のように、エアロになっていく中で失われてしまったメンテナンス性やユーザビリティも向上しています。
・105やティアグラの機械式でも組める
・ステム交換やスペーサーの脱着が簡単(ワイヤー、油圧ホースを抜く必要がありません)
・汎用の丸ハンドルやステムが使える(クイックステップは契約上シマノPROを使います)
・ねじ切りBB採用

空力だけ見ればVENGEの方がいいのですが、上りやコーナリング、スプリントなども含めた総合性能ではTARMACとなるのでしょう。
個人的に言えばVENGEをラインナップに残してくれたほうが。。。と思うのですが、今回発売終了となりました。
売れなかったわけではなく、、むしろ大人気だったのですが。
「Innovate or Die(革新か、さもなくば死を)」のスペシャライズドですので、それにしても思い切ったなと。
それだけ自信作なのでしょうね。

当店にもフレームセット在庫入りましたので実写でご紹介


S-WORKS TARMAC SL7 BORA-Hansglohe サイズ49   550,000円+税
実測値780g(!)
フレームセットはS-Build でコンポ選択オーダーができるのが嬉しいポイント
S-Build  価格(フィッティング別途)
コンポ+ホイール(他のパーツは全てS-WORKS)
DURA-ACE Di2  RAPIDE CLX /Alpinist CLX/CLX50   1,280,000円+税
DURA-ACE Di2  CL50 1,180,000円+税
DURA-ACE Di2  C38 1,120,000円+税
ULTEGRA Di2       RAPIDE CLX /Alpinist CLX/CLX50  1,070,000円+税
ULTEGRA Di2   CL50  970,000円+税
ULTEGRA Di2   C38  930,000円+税

S-BuildはDi2のみの設定ですが、機械式で組めばさらにお得になると思います。
他、フレームセットのご案内全6色

完成車ラインナップのご紹介

S-WORKS TARMAC SL7 デュラエース完成車 1,320,000円
※R9100パワーメーター付きですのでむしろお買い得


S-WORKS TARMAC SL7   SRAM RED eTAP完成車 1,320,000円+税


TARMAC SL7 PRO  ULTEGRA Di2 完成車  770,000円+税
フレームはミドルグレードFact10Rですが約920gと十分な軽量フレームです。
S-WORKS AEROFLY2ハンドル、専用ステム
フレーム、Rapide CLホイール、Expert サドル以外はS-WORKS完成車と同じスペックです。


TARMAC SL7 PRO SRAM eTAP 完成車 770,000円+税
PROグレード、SRAM12速フロントシングルです。


TARMAC SL7 Expert  ULTEGRA Di2 完成車 550,000円+税
ULTEGRA Di2フルセットでこの価格は驚異
個人的イチオシグレード。Fact10Rフレームに、ハンドルはアルミの丸ハンドル、完成車用のR470DBですので、このグレードをベースに好きなホイールやハンドルをアッセンブルしても面白いかもしれません。
ヒルクライム重視の方であればAlpinist CLXを合わせるとか良さそうです。

PROとExpertに使われているフレームと、S-WORKSフレームの剛性ターゲットは同じです。
S-WORKSのほうがフレーム平均重量120gほど軽量ですので、踏み出しや加速性は変わりますが、巡航ではもしかしたら目をつぶったらわからないかもしれませんね。いや目つぶったら危ないですけど

とにかく扱いやすくて、なおかつ速い。
スペシャライズドが誇る最高傑作TARMAC SL7発売開始です!

 

 

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