8月3日、北陸新幹線に揺られて軽井沢駅にいました。
嬬恋村で密かに行われているSPECIALIZED Tarmac SL8のプレスローンチ&販売店向け発表試乗会に参加するためです。
タクシーで軽井沢からさらに1時間20分。嬬恋プリンスホテルに会場はありました。
すでにSNS等でリーク画像が出回っていたのでイメージはできていたのですが、Tarmac SL7から3年。
以前スペシャライズドの開発の方が言っていたのは、前作の性能を大きく上回らなければ新型は出さない。
これ以上の大きな進化は望めないのではないかという不安と期待の中リリースされた新型は大きく期待を上回るモンスターバイクでした。
私に与えられた試乗時間は1時間。コースは起伏あり荒れた路面ありとバラエティー豊かなコース。
疲れきるまでたっぷり乗ることはできませんでしたし正確な自分のポジションで乗ったわけでもありませんでしたが、
高速域まで淀みなく上がっていきペダリングを繋いでシームレスに伸びていきます。
3~4パーセントくらいの上り 山形で言ったら県民の森くらいの斜度での追い風で背中を押されるときのような感じがあります。
また、エアロロードを試乗するときに必ずチェックするのが下りのスピード感ですが、吸い込まれるかのような加速感。
こんな伸びていくのは初めての経験でした。
開発に当たってはヤコブセンらスプリンター陣も開発に携わっているそうで、なるほど高速域の破綻やピーキーさが全くありません。
中でも一番驚いたのは5Barながら快適性は高く、フロントはしっかりしているものの、リヤだけなら普段乗っているAETHOSと比較してもSL8のほうが乗り心地が良いところです。
乗り心地はトラクションのバランスを進みの良さに上手に昇華してるんじゃないかと。
あっという間の1時間でしたがスペシャの本気を感じました。
SL8はエアロと軽量性、剛柔、相反する要素をあまりに高いレベルでクリアしてしまった世界初のバイクなのではないかと思います。
「すべてを征す一台」
SL7から使われてきたキャッチフレーズはここへきて完成の域に到達したと言っても良いかもしれません。
Tarmac史上最速なだけでなく、世界最速のレースバイク。そう自信を持ってオススメできる1台。
距離40km走行で16秒短縮などのデータ的なところは他サイトにお任せして、私が感じた乗り味でした。
8月18日発売開始です。
ただいまご予約受付しておりますので、お盆休み中はSNSかメールにてお問い合わせください。
以下ラインナップと実車画像撮ってきたのでご覧ください
S-WORKS TARMAC SL8 Di2 1,793,000 円
S-WORKS TARMAC SL8 SRAM RED 1,738,000円
S-WORKS TARMAC SL8 フレームセット 737,000円
(全6色)
Tarmac SL8 PRO UDi2 1,100,000円
Tarmac SL8 PRO Force eTAP 1,045,000円
Tarmac SL8 EXPERT Rival AXS 825,000円
お問い合わせは店頭まで。
お盆休み期間中(8月11日~18日)はSNSまたはHPのお問い合わせからお願いします。